ピレリ チンチュラートP6 レビュー|PIRELLI CINTURATO P6

私事ですが、先日タイヤ交換をしました。
車の走りに特にこだわりはないのですが、今までは燃費を期待して国産のエコタイヤを装着していました。しかし(街乗りがメインで劇的に燃費が向上した実感もあまりなかったので)今回は価格も含めて検討することにしました。
結果、価格が安くて(近年中国企業の傘下となりましたが)歴史があり名前も知れていて多少安心感が持てるということでピレリのチンチュラートP6を選択しました。
今回、その使用レビューを書いていきます。

Ⅰ.タイヤデータ


まずはタイヤの基本情報です。

1)基本情報

メーカーPIRELLI(ピレリ)
タイヤ名CINTURATO P6(チンチュラートP6)
シーズン夏タイヤ
主目的街乗り
製造工場中国

2)低燃費タイヤ性能

転がり抵抗性能A
ウェットグリップ性能b

チンチュラートP6は低燃費タイヤに該当します。

低燃費タイヤ性能は、転がり抵抗性能を「AAA」「AA」「A」「B」「C」の5段階、ウェットグリップ性能を「a」「b」「c」「d」の4段階で評価します。
「低燃費タイヤ」とは、転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」のいずれかで、かつウェットグリップ性能が「a」「b」「c」「d」のものをいいます。
(たとえ転がり抵抗性能が「AAA」でもウェットグリップ性能が「d」に満たない場合は、安全性の面から低燃費タイヤとはならないそうです。)

3)装着状況

タイヤサイズ185/60R15
装着車スズキ スイフト(平成17年式)

タイヤサイズ185/60R15をスズキのスイフトに装着しています。

Ⅱ.使用レビュー


1)乗り心地

まだ街乗りしか運転していませんが、今のところ全く問題ありません。
街乗りにおいては、その他のタイヤと遜色ない印象です。

2)燃費

走行距離が短いので十分に走った後レビューします。

Ⅲ.タイヤノイズ比較


ピレリのタイヤはノイズが大きいとよく言われます。
購入にあたっての懸念はこの点で、街乗りでもノイズが大きいのか、どれくらい大きいのか気になっていました。(が半分楽しみでもありました。)
そこで、スマホの騒音測定器を用いて走行中(街乗り)の音量を測定してみました。

1)測定方法

測定器騒音測定器(スマホアプリ)
運転経路一般道(通勤経路 片道約16km)

スマホアプリの「騒音測定器」を用いました。
発車前に測定をスタートし、運転中はスマホをインパネ下の収納スペースに置いたままにして運転中の騒音を測定、目的地に着いたところで測定を終了しました。
運転経路は、自宅から会社までの約16kmで、交換前のタイヤと交換後のタイヤで3回ずつ測定を行い、それぞれの平均値を比較することとします。
アプリ上で〇〇dBと具体的な数値が表示されますが、精度の信頼性が欠けるため、交換前後の相対評価と感覚でノイズの大小を評価します。

騒音測定器
騒音測定器
開発元:GWI JU JO
無料
posted withアプリーチ

2)比較対象(交換前のタイヤ)

タイヤ名エナセーブEC203(ダンロップ)
製造年2016年
走行距離約45,000km

交換前のタイヤはダンロップのエナセーブEC203で、およそ5年間装着し、走行距離は約45,000kmです。ちなみに、転がり抵抗性能は「AA」、ウェットグリップ性能は「c」のエコタイヤです。

3)測定結果

交換前(エナセーブEC203)

1回目平均70.6dB
2回目平均70.4dB
3回目平均69.1dB
3回の平均70.0dB

下の図は測定した時のスクリーンショットです。

交換後(チンチュラートP6)

1回目平均66.9dB
2回目平均69.3dB
3回目平均68.9dB
3回の平均68.4dB

下の図は測定した時のスクリーンショットです。

結果、チンチュラートP6の方が数dBほど低い値となりました。
ただし、それぞれ同じ経路で測定したものの、停止時間の長い短いや周囲の騒音の影響もある程度受けるため、チンチュラートP6の方が静かと決めつけるのは早計な気がします。
しかし、どちらのタイヤの場合も室内に響く音量は同じような値が出ているのも事実ですし、私の感覚としても「ほとんど同じ」かなと思います。

ということで、結論!
ピレリ チンチュラートP6は特別タイヤノイズが酷いわけではない!
タイヤの価格を考えたら大満足です。

Ⅳ.お得にタイヤを買う方法


1)ネットで購入する

今回、私はネットを利用してタイヤを購入しました。
最近では多くのサイトがガソリンスタンドやカーショップなどと提携していて購入から交換までとてもスムーズに行うことができます。
簡単に一般的な流れを紹介します。

1.ネットで目的にあったタイヤを購入する(サイズに注意です)
2.タイヤ交換をお願いするお店(=タイヤ送付先)と交換日時を指定する
3.お店側が対応可能なら、そのお店にタイヤが送付される
4.指定の日時にお店に行き、タイヤを交換してもらう

2)ネットでタイヤが買えるサイト

ネットでタイヤが買えるサイトをいくつか紹介します。
どのサイトも幅広く取り扱っているので自分の目的にあったタイヤを探し、お得に交換してください!