直列接続の合成抵抗|直流回路

直列接続

図Ⅰのように、抵抗を一列に接続する方法を直列接続といいます。

直列接続された抵抗には、すべて同じ大きさの電流が流れます。すなわち、電流I[A]は、R1[Ω]を通ったあと、R2[Ω]とR3[Ω]にも同じ大きさで流れます。

合成抵抗

複数ある抵抗をまとめて置き換えた抵抗を合成抵抗といいます。
図Ⅰ中の抵抗R1・R2・R3[Ω]をひとまとめの合成抵抗R0[Ω]に置き換えた回路を図Ⅱに示します。

R0は抵抗R1、R2、R3[Ω]の合成抵抗といい、次の式で表されます。

抵抗の数が3個より多い場合も同様に抵抗を足していきます。
(例)R0 = R1 + R2 + … + Rn

等価回路

図Ⅱのように、図Ⅰ中で直列接続されていた複数の抵抗をひとまとめに置き換え、どちらも同じ電流が流れるようにします。このとき、図Ⅰと図Ⅱは等価であるといい、図Ⅱの回路を図Ⅰの回路の等価回路といいます。