原子
すべての物質は原子からできています。
原子の構造をみてみると、さらに正(プラス)の電気をもつ原子核と、負(マイナス)の電気をもつ電子に分けることができます。
自由電子
原子核の周りをまわっている電子がエネルギーを与えられると、電子が原子核の周りの軌道から外れ、この電子を自由電子と呼びます。この自由電子の移動によって電気の流れができます。
自由電子をたくさん持つ物質は電気をよく伝えることができ、このような物質を「導体」と呼びます。
反対に、自由電子をほとんど持たない物質は電気を伝えにくいため、絶縁体と呼びます。
また、導体と絶縁体の中間の性質を持った物質を半導体と呼びます。