家庭からでる二酸化炭素の量を計算してみよう|環境

私たちの生活に欠かすことのできない電気やガス、そしてガソリン。
これらは、とても便利な一方、使用に伴って二酸化炭素を発生してしまいます。
みなさんは普段の生活でどれくらいの二酸化炭素を排出しているかご存知でしょうか?
下のフォームで確認してみてください。

使い方


例えば、1か月分の電力使用に伴う二酸化炭素排出量を調べようと思ったら…
1)[A]に1か月分の電力使用量(kWh)を入力します。
2)[B]の中から利用している電力会社を選択します。
3)下に結果が表示されます。
 ※電力会社は数が多いので、ページ内検索を使うと便利です。


1.電気で発生する二酸化炭素

電気をつくる過程で発生する二酸化炭素量を電力会社別に計算できます。

(「※」が付いている電力会社は、代替値が用いられています。)


算定に使った各電力会社の温室効果ガス排出係数は、環境省より公表されている令和2年提出用 電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)から基礎排出係数の値(≒代表値)を用いています。電力会社によっては複数のプランが用意されており、よって、ここで用いている係数と実際に契約されているプランの係数が異なる場合がありますのでご了承ください。

例えば、電力会社Aで二酸化炭素排出ゼロのプランに加入していても、その会社が二酸化炭素排出ゼロでないプランも用意している場合、基礎排出係数はゼロではなくなるため、このページで算出した場合、二酸化炭素排出量として数値が出てしまいます。


2.ガスで発生する二酸化炭素

ガスの燃焼にともなって発生する二酸化炭素量を計算できます。


算定に使ったガスの種類ごとの炭素排出係数等は、環境省より公表されている算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧の値を用いています。


3.ガソリンで発生する二酸化炭素

ガソリンの燃焼にともなって発生する二酸化炭素量を計算できます。


算定に使ったガソリンの種類ごとの炭素排出係数等は、環境省より公表されている算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧の値を用いています。


数値として見ることで、少し身近に感じて頂けたら嬉しいです。

ちなみに、スギ1本あたりが吸収する二酸化炭素の量は1年間に約14kgほどと言われています。
したがって、仮に家庭から排出される二酸化炭素をすべてスギの木で吸収させようと思うと膨大な量になることがわかります。

また、電力会社によって採用している発電方法が異なるため、二酸化炭素排出量に大きな違いがでてくることも、このフォームを使用して頂くことでわかると思います。身近な省エネに加えて、電力会社を選ぶことも二酸化炭素排出量の削減につながります。